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heppi.gif (206 バイト)第6章heppi2.gif (207 バイト)
ジャージ編(その1)


 寒風のなかインフルエンザでバタバタ人が倒れている模様ですが,来期OVER35になろうかという当講座の編集長及びエージェントも年末揃って流行り風邪をもらってしまったようです。みなさんこんにちは,超初心者講座編集部です。今回は「インラインホッキーチームにおけるジャージの変遷」の第2回目をお送りします。熱心な読者のみなさまにおいては前回講座の復習はお済みでしょうか?それではさっそく始めたいと思います。


第3段階「素ジャージ期」(6ヶ月〜9ヶ月程度)
 ここからがジャージ学の本編となります。第2段階までのジャージはいわゆる「有りモノ」でお茶を濁すというような趣向でございましたが。人間半年も毎週末公園やら倉庫などで閉ざされた練習をいたしておりますと,かなりその閉ざされた世界を征服した気分になります。おまけにケーブルテレビやら有料衛星テレビなどでNHLなども観ておりますから,すっかり気分は現役NHLプレイヤーでございます。それでなくとも練習場にはカリヤやフェドロフやルミューが(正確にいうとジャージが)右往左往しているわけですから,怖いモノなどあるわけがございません。
 そんなとき運良く(悪く?)だれかがインラインホッキー大会などを発見してしまいます。もう参加して日頃鍛えた腕前を披露して,NHLへの階段を上っていくことに全員異存はございません(たとえ30を過ぎていても)。しかし,大会まであと1ヶ月,さすがにここに来てT−シャツで参加するという訳にはいきません。といってさすがに外界に向かってオールスター軍団(だからジャージだけね)で臨むというのも気が引けます。かといってオリジナルのジャージを作れるという知識もまだありません。
 全員呆然とするなか,誰かがレプリカジャージを購入した某アメリカ系スポーツウェア店にて素ジャージがあることを突き止めます。大会まであと2週間というせっぱ詰まった状態で件の店に急行し,店員に詰め寄ります。その結果当時NHLに公式ジャージを供給していた某STARTER社の素ジャージを入手することに。色はひとまず在庫があると思われる黒に決定(この在庫問題は次期ジャージのときも多いに活躍することになるのですが・・・)。これでなんとか大会までに全員を識別できうる態勢を整えて臨むことが出来たのです。
 ただし誤算が1個だけ。STARTER社のサイズを甘く見たため,ジャージがかなりブカブカに。そのおかげで大半の隊員が頭の悪い小学生みたいな着こなしになってしまいました。しかし,これはこれで超初心者ぶりを大きくアピールすることに成功したので,ケガの功名と言えましょう。

 迎えた大会当日,まさにこの某弱小団体にとってはインライン界とのファーストコンタクトといえるものでしたが,それはもう衝撃的事実が次から次へと発覚する1日でした。いままでに観たことのない小技の数々,インドア用ウィールの存在,そして何よりもカッコイイオリジナルジャージで参戦しているチームの存在でした。


(ちゅうか同じチームに白組と黒組が,ありえねぇ〜)


(レディーズにいたっては3色です,なんでしょう?)

 さて,ここに1枚の写真があります。これは某横浜大会に初参加したときの某サンプル集団の写真です。相手はラスタカラーもまぶしいインライン界の古豪「ラス○ズ」様です。はじめたてのアホどもとの著しい対比をご堪能くださいませ。この某アホどもいでたちはまさに格好のサンプルとなるものでございます。奥手のバカ3人が例の黒素ジャージを着用してます。下はまだ短パンです。対する「ラ○タズ」さまは既にオリジナルジャージを着用。もう整列した時点で勝負は決まったといっていいでしょう。あと注目すべきは「ラスタ○」さまの選手の列にはゴーリーの方がいらっしゃいます。この時初めてバカどもはゴーリーのありがたさを身にしみて味わわせていただいたことと推測されます。


(もう始まる前から勝負が見えているぜ!)


(そしてぶっちぎりで疾走していく○スタズの方)


(まさに正しいトーシロの図。メットの耳アテも痛々しい・・・)


(試合後,インライン界との初遭遇で衝撃を隠せない編集長)

考察コーナー1 「素ジャージの色についての考察」
素人=素ジャージ,玄人=オリジナルジャージという風な論調で進めてまいりましたが,素ジャージが素人であるという認識は必ずしも正しいとは言えません。まあ,あのバカどもが着ていたStarterの素ジャージ及びその着こなしは論外として,実は素ジャージ=玄人という図式はホッキーに興じているうちに徐々に明らかになってきます。それはAコース(ジャージ編1参照)の方々が練習用として素ジャージを着用し,インラインの試合などにも出場しているからです。練習用ですから赤や青など単純な色がメインですが,この飾り気のないストイックな出で立ちこそ究極のハァッキーマン&ガールなのです!(←なんとなく流れで断言してみました)もう,カリヤやグレツキーという領域は凌駕しているのです。決して貧乏というわけではありません(でもなぜか貧乏である確率は高いようなきがします)。なかでもバカどもの活動初期に某ス○ッ○ーズ系の方々などが着用していたのが黄色の素ジャージには悪い思い出がつきまといます。あの当時,相手チームにこの黄色素ジャージの人がいると文字通りひどい目に遭っていたため,現在でも某バカ集団の古株達にとってはトラウマとなっているようで,黄色素ジャージを着た相手を見ると,パブロフの犬よろしくリンクから逃げ出したくなる衝動に駆られるそうです。当時某チーム内では「黄色素ジャージは達人の証」であり,不文律として「黄色素ジャージ購入禁止令」が浸透しておりました。



第4段階「オリジナルジャージ期」(9ヶ月〜12ヶ月程度)
 Starterの素ジャージ(黒)で数大会に参加した某サンプル集団でしたが,並み居る強豪チームのカックイイジャージの中では抜群のショボさを誇っていました。周囲から見ると,それはそれでいい味出してると言えたのですが,本人達にとっては意図したものではありません。笑いを取りに行ったと思ったら,逆に笑いモノになった,そんな感じです。これはいかんと首脳部は早急に次なる秘策を練る(別に秘密じゃないけど)のでありました。そうです,「我実力も伴わないうちにオリジナルジャージを作らんと欲す」なのです。といっても確固たるジャージ観を持っていないので,やはりベースとなるのはNHLのジャージです。その場合,いくつかの問題点にぶち当たりました。

・基本的にはアバランチ,レンジャーズ・メイプルリーフスなどがかっこいいと思っている。

・しかし,ここに来て大会とかにも参戦していて,これらメジャーなチームのジャージは既に強豪チームに占拠されている模様だ。新参者としてはキャラがかぶるのだけはなんとしても避けなくてはいけない(←新人お笑い芸人の心理に似てなくもない)。

・もう黒ジャージでは我慢できないので,次回1ヶ月半後の平○大会にはぜひともおニュージャージで参戦したい。

傍目からみればなんてことない問題ですが,当人達にとっては一大事。さすがに少しは知恵がついたバカどもは,今回ばかりは周囲の状況を探りつつ,結局某上野方面の有名スポーツ店αにたどり着いたのです。

バカA:すいませーん。ジャージくださーい。

ということはなく,まずは物欲しそうにお店のインラインコーナー周辺をもぞもぞとうろついていると,見かねた店員が声をかけてきた。

店 員(以下 店):何かお探しですか?
バカA(以下 A):いえね,ホッケージャージを作ってみようかなぁ,なんてね,ね?
バカB(以下 B):そうそう,オリジナルでね,ね?
店:そうですか,何枚くらい作りますか?納期はどれくらいでしょうか?
A:枚数はたぶん10〜15枚くらいだよね,ね?
B:納期はこの次の平○大会までだから1ヶ月半くらいだよね,ね?
店:どこのジャージがいいとか決まってるんですか?
A:いやー,アバランチとかレンジャーズとかいいと思うんですけど,もうほかにも着ているチームがあるんですよねぇー。
B:そうそう,僕の好きなデビルズももう取られちゃってるし・・・
店:そうですか,納期が短いことだし,この枚数だと在庫があるものから選んだ方がよさそうですね。
A:はぁー
店:ちょうどさっき,BA○ERの担当者が来てたので,まだ近くにいると思います。ちょっと電話してみましょう。
B:はぁ・・・(えー,できればSTARTERかPROPLAYERがいいのになぁー)


そうして10分ほど待つとBA○ERの担当者がお店に現れた。

BA○ER担当者(以下担):こんにちは,BA○ER担当してます。話しはすっかり聞きました。さっそく会社に在庫を聞いてみますね。

有無をいわさずに担当さんは会社に電話した。

担:いま会社に問い合わせたら,サンノゼ・シャークスなら在庫ありますねぇ。
A:サンノゼですか・・・アバランチとかレンジャーズとかは・・・・
担:残念ながら在庫がありません。いまから間に合わせるならこれしかないですよ!
サンノゼかっこいいじゃないですか!
B:BA○ERさんとかのジャージってあんまり聞いたことないんですけど。
担:それはね,うちは本格的な競技指向のチームしか相手にしてませんから。
A:なぁーるほど,そうですか。サンノゼといえばシリコンバレー,うちの業界にも縁があるし,いいかもしれないですね。
担:そうですよ!なかなかサンノゼで決めてるチームはいませんし,きっと目立ちますよ!
B:そうですかね〜(目立つという単語に少し反応中)
担:いや,でもお客さんついてますよ。いまちょうど在庫があるんですから。チームロゴと名前と背番号をいただければ,試合までに絶対間に合わせますから!!
A:う〜ん(試合でオリジナルジャージを着て闘う図を想像中)
担:おまかせください。うちの仕上げは本格的ですから。背番号なんか刺繍でカッコイイですよ!なにしろ競技指向ですから!
A:じゃあ,お願いします!!ロゴとかのデータはすぐに送ります!!


ということでめでたくオリジナルジャージ(といってもベースはNHLなんだけどね)製作が大きく一歩前進した。

ここからは当時隊員だったグラフィックデザイナーS嬢にロゴのデザインを依頼。曖昧模糊とした首脳陣(ゲーム企画者約2名)のイメージというかうわごとをくみ取り,S嬢が見事にこれを具現化。「まあ,いつものことですから」との達観ぶりはさすがゲーム業界のデザイナーである。出来上がったデザインと各人のサイズ・ネーム・背番号をBA○ERの担当氏に入稿。待つこと1ヶ月半で初代ホイジンガージャージが納品された。

そして満を持して臨んだ平○大会の記念すべき1回戦,なななんと相手チームもシャークスジャージ!しかもジャンケンで負けて結局黒素ジャージで試合をしてしまったことはやっぱりお笑いチーム故の宿命か。


(オリジナルジャージ完成にかなり満足げな編集・・・もといバカA。
あとはbPのお笑いチームを目指すだけ?!)


(うしろはこんな感じだよ)


(やっとおそろいのジャージで試合してますが,下はまだ短パンです)

追補1:ちなみにその相手チームもジャージを新調したばかりだったとのこと。どうやら国内に大量のシャークスジャージ在庫が眠っていたらしく,我々はその処分に大いに貢献したことになる。

追補2:そして,翌年からはなななんんとおぉぉサンノゼ・シャークス様ご自身がジャージを新調。色づかいはより硬派に,脇にはメッシュなどあしらわれ,よりかっこよくなったのである。どうやら,そのことを知らされていたBA○ERの担当は,急いで在庫を掃く必要があったらしい。そしてやっぱり我々がその処分に大いに貢献したのである。

ということで今回はオリジナルジャージ作成まで辿りつきましたが,ジャージ選定の理由がかなり外因的要素で決まってしまったので,あまり参考になりませんでしたね。次回はジャージの選定のあとに発生するもろもろの作業について少しお話ししたいと思いますので,よろしくお願いいたします。


本日の編集後記


「先生おねげぇ〜しやす」「う〜すっ!」という風に見えてしまう。
この頃から先生頼りの悪いクセがついてしまった某チーム。でも先生はどんな格好でも絵になる,という図


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