
第
7章![]()
インラインホッケーチームにおけるホッキーパンツの変遷について(その1)
「インラインホッキーパンツの夜明け」
本講座も開講からはやうん年,生まれた子供も小学校に入学しているかというほど,時の過ぎゆくのは,筆者のホッキー技量の進歩とは正反対に,怖ろしく早いものです。世の中には「ロード・オブ・フニャフニャ」「スターナニナニ」のような3部作といううたい文句で5年10年単位で膨大な予算を組んで,しかも超過して,なんなら破産してみたりして日の目を見たり見なかったりする作品があります。本講座も期間だけはこれら大作に劣るものではありません。先だってやっと完結したジャージ編などは構想10分,執筆ゆうに×年という立派な大作でありました。今後もこれに懲りずに思い出したときでいいので,講読していただければと思っていたりします。
さて,予防線を張ったところで,今回の講座を開始したいと思います。テーマはジャージから引き続き「ホッキーパンツ」ということになります。パンツでどれだけ引っ張れるのかは不明ですが,少しは頑張りたいと思う所存です。
昨今の大会では当たり前のようにみなさんホッキーパンツを着用の上ホッキーに勤しんでいるようではありますが,つい5〜6年前まではほんの一握りの選ばれし者のみが着用を許されたものである,というと少し大げさでしょうか?本講座ではそんなホッキーパンツの出現から隆盛そして大衆化へと進む変遷を15回に渡ってお送りしたいと思っております。講座の内容をわかりやすくするために,架空の弱小チームをモデルとしてドキュメンタリータッチでお送りする箇所もあることをあらかじめお断りしておきます。
第1段階「ホッキーパンツ以前」
当講座「ジャージ編1」において既に述べましたが,某チームの初期においてはホッキーとは,競技スポーツというよりも,リクリエーショナルスポーツなんならウェストコースト系でありました。活動場所は公園だったり,駐車場だったりとかなりアウトドア気まま系活動であります。当然スポーツをすると汗をかくわけで,基本的には,暑い→なので涼しくありたい→やっぱ短パンだろう!という思考回路のもと,各自各様短パンで過ごしていたわけです。女子においては当時幅を利かせてきていたスパッツ系という選択肢もあったことを付け加えておきます。

(だいたいこのような出で立ちであります)
第2段階「ホッキーパンツとの遭遇」
当講座の調査によりますと「ジャージ編2」においてふれたオリジナルホッキージャージと,ホッキーパンツの遭遇期はほぼ一致することが判明しました。新規の受講生諸君のために「ジャージ編2」より該当箇所を抜粋してみましたので一緒に検証いたしましょう(決して文章の水増しではありません)。
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さて,ここに1枚の写真があります。これは某横浜大会に初参加したときの某サンプル集団の写真です。相手はラスタカラーもまぶしいインライン界の古豪「ラス○ズ」様です。はじめたてのアホどもとの著しい対比をご堪能くださいませ。この某アホどもいでたちはまさに格好のサンプルとなるものでございます。奥手のバカ3人が例の黒素ジャージを着用してます。下はまだ短パンです。手前の藤本さまはどことなくアイスの気品を漂わせたお姿,さすがでございます。対する「ラ○タズ」さまは既にオリジナルジャージを着用。もう整列した時点で勝負は決まったといっていいでしょう。あと注目すべきは「ラスタ○」さまの選手の列にはゴーリーの方がいらっしゃいます。この時初めてバカどもはゴーリーのありがたさを身にしみて味わわせていただいたことと推測されます。

(もう始まる前から勝負が見えているぜ!)

(そしてぶっちぎりで疾走していく○スタズの方)

(まさに正しいトーシロの図。メットの耳アテも痛々しい・・・)

(試合後,インライン界との初遭遇で衝撃を隠せない編集長)
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さて,上記の内容でも証明されたとおり,オリジナルジャージにはキチンとコージネイトされたホッキーパンツが必須なのでありますが,この時点ではアホどもの脳ミソはオリジナルジャージのことで占拠されてしまい,パンツの事までは気が回らないという体たらくであったのです。
その後「オリジナルジャージ期」におきましても当初はパンツについてはあまり注力されませんでした。それにはいくつか理由が見当たります。
1.ジャージに過剰投資し,パンツを買う余力がなし
2.ほんとは欲しいけどどこで売ってるかがわからない
3.やはり暑いのであんな長ズボン履いてられないと固く信じてる
いずれにしろ,オリジナルジャージには軽く飛びついたわりにはパンツに対してはわりと奥手な集団の存在が確認されています。
第3段階「やっとこさパンツを手に入れる」
当講座の調査では,ジャージに比べてパンツの普及はだいたい3〜6ヶ月遅れるという統計があります。某集団においても,当初オリジナルジャージに短パンが標準装備であったのですが,各種大会に出場するようになり,各種チームとの交流が進むにつれてホッキーパンツの必要性が取りざたされるようになったのです。この時点での認識としてはやはりジャージが主であり,パンツは従である,ということでパンツに万単位の投資をするという考えは最初から放棄されているのであります。某集団首脳部が行き着いたのは,当時やっと存在を知りバイブルのように大切に熟読されていた「偉大なる滑り具達」なる冊子でありました。ここに掲載されていた頼りなげな白線が縦に1本入ったインラインホッキー用パンツ白羽の矢が立ったのであります。記録によればこのときオリジナルジャージ金2万円也,ホッキーパンツ金5千円也,とありますからオリジナルジャージが結婚式のご祝儀とすれば,ホッキーパンツはお葬式の香典くらいの位置づけと言えましょうか。それでもお揃いのホッキーパンツを手に入れてやっとチームとして完成した(この集団の場合プレイではなくカタチに集約されるようです)と胸を撫で下ろしたのであります。

(新人類と旧人類の遭遇・・・別名ホッキーパンツを履くとなぜか偉そうに見える男)
まったく無防備にホッキーパンツワールドへ入りこんでしまったアホ集団でありますが,その安堵も長く続かないということを,この時はまったく関知していなかったのであります。その後この奥深く迷宮のような世界を彷徨うことになるとは,今にして思えば○○○であった・・・・・・・
○○○に当てはまる文字コーナー
本講座の締めとなるべき文末の「今にして思えば○○○であった・・・」ですが,筆者が慢性のスランプに陥ったため急遽○○○に当てはまる文字を募集いたします。3文字が理想ですが5文字くらいまでは大目にみます。応募作品はheppiri@hoizinger.comまでお願いします。正解者には豪華賞品を差し上げるかも知れません,優秀作品は次回講座にて発表するかもしれません。
ええ,本日は第1回ということでここら辺にしておきたいと思います。次回よりめくるめくホッキーパンツの世界について,さらに深くお話ししてゆきたいと思っておりますので,みなみなさまにおかれましては最後までご愛読くださいませ。
ホッキー・アーカイブ・コーナー
ホッキーパンツの変遷を辿ると共に,その時代を物語る懐かしの画像を掲載するコーナーです。

(お揃いのホッキーパンツでご満悦な脳天気集団の図)

(某チーム史上伝説に残る1品。題名「俺を残してどこへゆく」または「ヘベウデス様との遭遇」)