
第4章![]()
スケート購入編完結編(後編)
なんと,明けましておめでとうでございます。ホイジンガー超初心者指導委員会です。と書いたところで既に旧正月もバレンタインも過ぎても,当講座が完結していないことに気づきビックリ仰天している今日この頃です。今回こそ完結でございます・・・
■前回までのあらすじ
もうろうとした意識の中で「F1ってこんな感じ?」とか「F4なら買うかも・・・」という単語がぼんやり浮かびながら,気を失ってしまいました。
PART−6「第三の男」
心地よい水平対向エンジン音で目をさますとそこはなぜかレガシーツーリングワゴン
の後部座席なのでした。先ほどの強制拉致は夢だったのでしょうか?
筆 者「あれ,ここはどこ?これからどこへ行くの?
なんで時速200キロ出てるの?」
編集長「目をさましましたね。いま中央高速ですよ。
あと1時間位で静岡に着きます。」
筆 者「あれ,誰が運転してるの?」
編集長「あれ言いませんでしたっけ?
M部長もEASTON買うんですよ。なので,3人
でこれから静岡の店主iのお店に行くんです。」
筆 者「ああ,そうだったっけ。ところでM部長はなに買うの?」
M部長「F4かF3ですかね。履いてみてからってことで。」
筆 者「そうだよね,F4だよね,店主iもF4買うって言ってたし。
F5買うなんて信じられないよねぇー。」(この発言要注意)
編集長「みんな勝手に言ってください。
僕は誰がなんて言ってもF5ですよ!!」
などという他愛のない会話が車内で交わされつつも,途中のパーキングエリアで「仮面ライダー展」をしっかり堪能しつつ,車は静岡市内に到着したのでありました。市内を通
り抜け5分ほどで,店主iが営む「C○OPS」に到着。3人喜び勇んで店内に入るのでした。

| 現在ホイジンガー物欲の炎温度:3560℃(温度変更時,随時更新) 編集長 3000℃(F5即買い) M部長 360℃(F3orF4模様眺め) 筆 者 200℃(なんとなくF4,小市民的発想) |
PART−7「借金してでも」
「ちーす!ホイジンガーです!」と元気良く挨拶すると店主iはなぜかあまり浮かない
様子。なんでも愛犬の行方が朝方からわからなくて心配とのこと。
私達も普段であれば動物愛護に関しては人後に劣ることない者達でありますが,今回は物欲の炎に突き動かされている故,ヅカヅカと上がり込んでは店内を舐め回すように視線をおくり,獲物であるところのEASTONを物色しています。
このように摂氏3560℃の青白い炎を背後に宿した集団にはなすすべもなく,観念した店主iは店の奥から入荷されたEASTONの箱をガサゴソと出してくれました。
さすがに摂氏3560℃となると,そうとうに熱いので炎を背負っている自分たちでさえ青白い炎に気がつき「愛犬をいっしょに探しましょうか,ねぇ,みんな?」と善意の人を装い振り返ると,既にF5に足を突っ込んでいる編集長,F3のホイールを食い入るように見つめ微動だにしないM部長というていたらく。
「いえいえ,大丈夫です,近所の友達も探してくれているので。」というありがたいお言葉に一同ホッと一息ついたのです。
「店主iはF4でしたよねぇ〜」それとなく水を向けると,店主iは遠くを見つめ
「借金してでもF5を買え。」という謎のお言葉。
筆者:「えっ,店主はF4じゃなかったんですか?」
店主:「そのつもりだったんですが,実物をみるとやはり
F5のほうが断然いいんですよ,これが。
シャーシはマグネシウムで軽いし,ブーツの皮も
やっぱりぜんぜん違うんです。
なんか足によりフィットするというか,しっかりして
いるというか。とにかく,F4に7万円出すなら,
2〜3万円借金してでもF5を買えと,実感したんです。」
| 現在ホイジンガー物欲の炎温度:4450℃ 編集長 3500℃(F5サイズ物色中) M部長 450℃(F4に心傾く) 筆 者 500℃(なぬ!借金してでもF5とな・・・) |
ここで,ホイジンガー内に伝わる名言「店主曰く,借金してでもF5を買え!」が生まれたのでした。(期末テストに出ますので,みなさん要チェックです。)
そうはいっても,まずはサイズ合わせです。3人順番に足サイズチェック機に足を乗せてサイズの確認。結果編集長と筆者は6.5のEE,部長は6のEE位であることが判明。
さらに編集長の現行MISSIONは2サイズも大きいことが判明。「どうもデカイと思ってました。(って履いてるときに気がつけ!)」幸いにもお店には6から7.5までハーフサイズも含め入荷していたので,各人交代であらゆるサイズを試着したのであります。(←店主迷惑?)そのうち,編集長に思わぬアクシデントが,
編集長「部長,手から血がぁ・・・」
M部長「どうしたんだ,その血は!?」
編集長「クツを履き替えるたびに思いっきりヒモを締めていたら
手の皮がすりむけたのでありますぅー!!」

そうなんです,編集長はサイズ選びに迷って,クツを履き替えること10数回,そのたびに思いっきりヒモを締めてフィッティングを確かめていたのでありました。その結果,手の皮がボロボロになりついに手の平から出血に至ったのです。なんと真剣で美しい光景でしょう。その場にいた一同感動のため息をもらしました。「ホッケーもこんくらい真剣にやれば・・・」などと思った人は1人もいないと断言いたします。
サイズに迷う編集長とF5の魔力に取り憑かれた筆者をよそにM部長はさっさとF4に決
定(男らしい!)。お店の椅子の上にF4を乗せて,さっそくマイシューズとの記念撮影です。
| 現在ホイジンガー物欲の炎温度:5250℃ 編集長 4500℃(大出血中につき) M部長 0℃(F4購入のため鎮火) 筆 者 750℃(F5が俺に色目を使っている・・・にちがいない) |
一方の筆者は店主の呪縛に囚われF5を買う決断を「やっぱマグネシュウムだよね。」
「やっぱブーツの作りがしっかりしてるね,ね。」しまいには「F5ってフェラーリみたいだね,ね,ね。」と訳のわからぬ発言まで飛び出すしまつ。(誰も聞いてないのにこのようなたわごとを言っている男というのも哀れである。)
編集長はおのれの足の真実とおのれの手の皮の耐久性に挟まれ,苦渋の選択を迫られているのでした。「あと2〜3回以内に決めなくちゃ俺の手が,俺の手がぁー・・・」悲痛な叫びです。(しかし,ホッケーショップの店内で,手を血だらけにして苦悩する30男の姿というのもはたから見たら異様ですなっ。)
さらに熟考すること10分,まずは筆者が「せっかく静岡まで来たんだから,ここで2〜
3万円ケチるのはねぇ〜」という自己都合と店主の名言「やっぱ借金してでもF5を買え!」が決定打となり,F5の購入をようやく決断。サイズは6.5,ただし本日在庫がないので注文し後日配送をお願い,観念してニコニコ現金払いしたのでした,アーメン。
編集長はといえば,手の皮が限界点に達したところで6.5であろうと観念した模様。それでもまだサイズに不安を残しているらしく,サイズが合わないときの算段を店主と相談しやっと商談成立。支払いは,あとで苦しいカード払いとなりました,南無阿見。
| 現在ホイジンガー物欲の炎温度:0℃ 編集長 0℃(出血多量で貧血のため鎮火) M部長 0℃(F4を頬ずり) 筆 者 0℃(清水の舞台から飛び降りたため鎮火) |
ここでめでたく物欲の炎は鎮火されたのであります(たぶん)。結局終わってみれば,実際にブツを手に入れたのはM部長のF4のみ,編集長と筆者は6.5を後日入荷後即配送という状態でしたが,みんながみんな何か大きな仕事を成し遂げたかのように満足げな笑顔です。
そんなこんなで気がつくと静岡も夕暮れ,物欲を満たしたバカ3人組はにわかに食欲がわいてきました。店主おすすめの焼き肉屋に直行。しかーし,静岡における焼き肉人気に圧倒され路線変更。「やっぱ静岡といえばうなぎよねぇ〜」とばかりうなぎ屋におさまり「やっぱ松よねぇ〜」とばかりEASTONを手に入れた男達はもったいなくも松うな重定食を食す。(もっとも竹でも梅でも区別がつきませぬ,たぶん)そして,その夜不気味な高笑いを放ちつつ東名を疾走するレガシーツーリングワゴン(280馬力)を目撃した人は少ない。
| 最終ホイジンガー物欲の炎温度:10℃ 編集長 10℃(さて,次なる獲物は・・・) M部長 0℃(帰ったら部屋でF4を履かなくちゃ!) 筆 者 0℃(なんでじゃぁ!?すんごいもんをこうてしもうたぁ!) |
後日談:6.5を注文した編集長と筆者でしたが,なんとF5のハーフサイズが入荷してないことが判明,結局サイズ7に落ち着いたのでした。そして編集長の血だらけの努力はまったくの無駄に終わったのでした・・・・
やっとめでたくEASTONをめぐる男達の物語「EASTON派の台頭」が完結しました。
それにしても,たかが(されど)ホッキーシューズ購入のご報告に半年近くを費やすのもなんですが,(←誰が悪いんじゃ!by編集長)これでインラインホッケー界における最も高価なセットが形成されたことは喜ばしいことでございます。
ところで,当講座を熟読し,実際F5はどうなの?という疑問を持たれた方に朗報です。違いのわからないホイジンガーEASTON会有志に代わって,あのFもと大明神(北海道出身,妻子有り,試合中のサウナスーツの着用は体力を極端に消耗しますのでご遠慮ください,30歳)が編集長のF5を装着し,そのもてるポテンシャルをみなさんにわかりやすく解説してくださるそうです。
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